プロジェクトストーリー

Project01タスクプロジェクト

タスクプロジェクトとは

一般的な仕事の形「トップダウン」は、上層から下層へ伝わることを指します。上層部が決めた物事を、部下が実行するという形です。
このタスクプロジェクトはトップダウンの逆、「ボトムアップ」を採用した継続的なプロジェクトです。一般社員からの発信で活動をして、半年ほどかけてチームごとに会社改善に取り組みます。

実際にあった過去の活動

毎年テーマをいくつか掲げ、チームごとそのテーマに沿って活動をします。

例えば、「コミュニケーション」をテーマにしたチームは、朝大きな声で工場内を挨拶して回る”挨拶隊”、口に出して言えなかったありがとうをカードに書いて伝える”サンクスカード”、外国人従業員への理解を深める”ベトナム料理交流会”などを実施し、会社のコミュニケーション改善に繋げてくれました。

他にも「美観・清掃」、「新商品開発」、「就業環境改善」など、様々なテーマについて取り組みます。

課題解決だけが目的ではない。

このタスクプロジェクトは、所属部署を超えて全社一丸となって取り組むプロジェクトです。

チームのメンバーには普段の業務では関わりのない人ももちろんいますが、そんな人とのコミュニケーションの場としても大事な役割を果たしています。

また、当社代表の求める人物像の一つである「自ら考え、実行することができる人」を育てる取り組みとしても重要なプロジェクトです。

Project02りんごを食べる
アップルパイプロジェクト

APPLE PIE lab

地元で栽培が盛んな「りんご」。APPLE PIE labは、そんな地元のりんごの美味しさを、お菓子で伝えていきたい!という思いから始まったアップルパイの専門店です。

地元から県外へ

2016年、南信州飯島町の道の駅に1号店が誕生し、数年経った頃、もっと県内外に私たちのお店・アップルパイを広く知って欲しい、という思いが強くなりました。

お店のリニューアルが決まり、それに伴ってお店のメイン商品である8号のカットアップルパイも内容を見直しました。信州のふじりんごをとにかくぎゅぎゅっと詰めこんだアップルパイ。まるでりんごをかじっている様な、溢れる果汁とシャキシャキの食感から、りんごを詰め込んだ8号サイズのアップルパイは「りんごを食べるアップルパイ」と名付けられました。

アップルパイの研究

飯島1号店リニューアル時点では4種類しかなかった「りんごを食べるアップルパイシリーズ」は、今では年間で15~20種類ほどが、季節で味や品種を入れ替えながら店頭に並びます。

今後も新しいりんごの品種や、様々なフレーバー×品種の組み合わせなどを研究していく予定です。アップルパイの研究はまだまだ続きます。

Project03「どら焼き入りアップルパイ」プロジェクト

中学生のアイディアから誕生

地元の中学生向けの職業ガイダンスの中で、仕事体験の一環として中学生に自由に新しいお菓子を考えてもらいました。

 その中に当社の看板商品である「アップルパイ」と「どら焼き」を組み合わせてアップルパイの中にどら焼きを入れるという斬新なアイディアが出ました。

 とても面白いアイディアだったので本気で作ってみようと思い、開発をスタートしました。

 味のバランスなど試行錯誤し、長野県産「ふじりんご」を使用し、チーズクリームで酸味を出すなど工夫をしました。

 パッケージもこだわり、「中学生考案」を全面に出したパッケージにし、手作り感が出るよう工夫し、タイトルもインパクトのあるフレーズを用いて今までにない新しいどら焼きアップルパイ「え!!パイの中にどら焼き!?」が誕生しました。

町を巻き込んで大きなインパクトを

商品が完成したら、次はどう売るか。

せっかく中学生が考えてくれたアイディアなので普通に販売しても面白くない。中学生にも喜んでもらいたい。何か大きなインパクトを出せないか、地元貢献を大きく出来ないか。

そこで高森町に相談しました。すると高森町で全面協力をしてくれ、高森町のいくつかの店舗での販売も決定。また、高森町と協力してメディアを通じて新商品発表会を行いました。

町長にも食べて頂き、良いアピールとなりました。またラジオ・新聞などでも紹介して頂き、考案してくれた中学生からしたらこんなに大きな事になるのかと驚くほどの体験になったと思います。

販売してから

地域貢献の一環として始めたどら焼きアップルパイ。特に地元のお店ではSoldOutが続くくらいの人気となりました。また、地元の中学生とコラボした商品という事でふるさと納税の返礼品にもなりました。少しでも多くの人にどら焼きアップルパイ「え!!パイの中にどら焼き!?」が届いてくれたら幸いです。

 これからも地域と共に、お菓子を通じて多くの人を笑顔にできる活動をしていきたいと思います。